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2019年 11月 4日 過去問の取り組み方(国公立編)
こんにちは、崔です!
先日風邪をひいてしまい、今も喉が痛いです…
皆さんは大事なこの時期に悪影響がないように体調管理を気をつけましょう!
さて今回は、過去問の取り組み方についてお話します。
大学の入試問題は学校によってある程度特徴があります。
問題集でよく扱われる典型問題を大量に出す学校や、思考力を試す問題を出す学校。
分野でも大学によって頻出の分野や、あまり出ない分野があると思います。
その傾向を知っていると、志望校合格のために自分が今どこに重点を置くべきなのかがはっきりして来ます。
必要な勉強を効率良く出来るのです。
また、だいたい毎年問題数や構成、配点も同じように作られているはずなので、時間配分や、低配点の捨て問を作るなどの作戦も立てられます。
やはり過去問演習には赤本がオススメです。
赤本には基本的に、合格最低点が掲載されています。
この点数に到達するためには、あと何が足りないのか。
どの部分に注力して勉強すれば、より点数が上がるかを考えましょう。
例えば合格最低点から50点も離れているのに、必死で漢字を勉強しても、絶対にその差は埋められません。
しかし英語の長文を勉強すれば、50点以上、点数をあげられるかもしれません。
合格最低点に到達するためには、どこに重点を置いて勉強するべきか、必ず分析しましょう。
過去問は夏休みが明けてすぐに、できれば8月末頃から本格的に始めるのが吉です。
8月末は早いと思われるかもしれませんが、過去問対策には時間がかかるので早くから始めるべきです。
また、国公立の大学を受ける学生は勉強しなければいけない科目が多いです。
そのため、過去問演習にも多くの時間が必要になってきます。
しかもただ解くだけでは意味がなく、丁寧に解説を読み込んで傾向を実感していく必要があるのです。
いきなり過去問を解き始めるのではなく、問題集などワンクッション置いたうえで過去問に取り掛かるやり方が一般的ですが、私はおすすめしません。
強いてワンクッションを置くならば、それは夏期講習の授業と、その予習・復習とし、志望大学の入試問題のレベルに早く自分を合わせていくことが大事です。
さらに言えば、難易度の低い大学の過去問から順々にレベルアップしていくことも必要ありません。
あくまで最初から、志望校レベルに触れ続けること。
これが最終的には、実力相応校や安全校の最も有効な対策になります。
国公立志望の学生は本当にやらなければならないことが多いです。
残された時間の使い方が一番のカギになってきます。
今一度しっかり時間の使い方を考えてみてください。