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2018年 4月 7日 担任助手1年間を通じて得たもの
こんにちは、大沼です。
都立高校などでは昨日始業式があり、新しい学年での学校生活が始まりました。
私も担任助手を始めて1年が経ちました。
担任助手の仕事をしていると、
「大沼さんはなんで担任助手をやってるんですか?」
と聞かれることが多々あります。
受験生のみなさんにとって、大学生は友人と旅行に行ったり、自動車の免許を取ったり、サークル活動に参加したり、自分の好きなことをたくさん出来る期間のように思えますよね。
そのような貴重な時間に忙しそうな担任助手の仕事をしていることは確かに不思議に思うかもしれません。
私が担任助手になった理由は、他人のためになる仕事がしたかったからです。
受験期に支えてくれて、合格した際には自分のことのように喜んでくれた助手の方に憧れ
「自分も他人のために一生懸命尽くせる人になりたい」と強く感じました。
担任助手としての一年間は苦難の連続でした。
生徒の成績をいかに上げるか、モチベーションをあげるためにできることは何か、など常に悩み続けました。
他の助手と自分との指導力の差に悔し涙を流したこともありました。
受験期に第一志望に合格したことから来る自信も全てなくなりました。
しかし、そんな一年間を経て得たものがあります。
それを言葉で言い表すのは非常に難しいですが、あえて言い表すのなら「価値観の変化」でしょうか。
結果次第で人生が左右される可能性がある大学受験に担任助手として様々な生徒に関わることは、常に自分自身に新しい価値観を与え続けてくれました。
たくさんの生徒の人生のターニングポイントに触れられる仕事は、担任助手以外にはなかなかないのではないでしょうか。
受験生の皆さんにとって、今後の人生はいくらでも可能性があると思います。
まずは第一志望合格を掴み取り、その後の大学生活で様々なことに挑戦してみてください!