化学を解くうえで意識してほしいこと! | 東進ハイスクール 金町校 大学受験の予備校・塾|東京都

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2023年 11月 15日 化学を解くうえで意識してほしいこと!

みなさんこんにちは!

担任助手1年の佐藤綾音です!

共通テストまで

あと2か月を切りましたね。

今週から急に寒くなったので

私は朝布団から出るのがすごく辛いです、、

寒暖差が激しく

体調を崩しやすいので

体調管理にしっかり気を付けて下さいね。

 

さて、今日は

化学を解くうえで実践していたこと!

についてお話していこうと思います

私は化学は受験科目の中で

得意な方でしたが、

最初から模試などの点数が

良かったわけではありません!!

高3の夏以降に一気に

伸びたという感じですね

そこで

化学を解くうえで

意識していたこと

をいくつか紹介するので

少しでも皆さんの参考になれば

うれしいです!

受験で化学を使うよ!

という方はぜひ最後まで読んでいってください!

化学といっても範囲が広いので

理論分野と

無機、有機分野に分けて

お話していこうと思います!

【理論分野】

①丸暗記をしない!

化学は範囲が広く

覚えることが多いので、

とにかく丸暗記すればいい、

覚えればいいと思っている人、

意外と多いのではないでしょうか!

しかし化学の理論分野では

現象の理解

が圧倒的重要になります。

化学は覚えるべき知識は多いですが、

全体を貫く法則を知ることで

覚える量は最低限にできます!

例えば、酸化還元の反応式なども

半反応式の立て方の法則を知っていれば

覚えるべきは

反応前後の酸化剤還元剤の状態だけ

になりますよね!

最初からすべての知識を

覚えようとするのでなく、

まず普遍的な法則を理解して

覚えるべきものを取捨選択すること。

これにより暗記にかける時間を

減らせるだけでなく、

化学の現象自体の理解が深まります

特に難関大になればなるほど

丸暗記では太刀打ちできなくなるので

基本的な法則や原理、定義などを

自分の言葉で

他人に説明できるくらい

詳しく理解しておきましょう

②計算力を鍛えよ!

皆さんがつまずくのが

ここだと思います

難関大になればなるほど

化学の計算ってややこしくなりますよね。

とくに化学平衡などでは、

有効数字ミスや桁数ミス、近似ミス

が多くなります

これを改善していくには

とにかく演習量!

何度も演習を重ねて

ミスしないレベルまで

慣れていくしかないです

私も理論化学は

単ジャを解きまくっていた覚えがあります。

計算がめんどくさくてやりたくない、、

その気持ちとてもわかりますが、

この分野をできるようにするには

避けて通れない道です

いまからでもまだ間に合います。

もうひと踏ん張りして根気強く頑張ってほしいです。

【無機、有機分野】

③基本的な暗記で失点しない!

たった今、

化学は丸暗記じゃないよ

と言いましたが、

無機、有機分野では暗記が

非常に重要になります。

しかし範囲が膨大で

もれなく覚えることは

なかなか難しいですよね。

そこで、意識していたことを三つ紹介しますね

(1)覚えにくいところはゴロを活用する

例えばイオン化傾向や炎色反応、

錯イオン、両性金属などはゴロで覚えますよね。

これ以外にも覚えにくいものは

自分でゴロを作って覚えた方が

圧倒的に頭に残りやすいです。

是非試してみてください!

(2)身近な現象とリンクさせて覚える

理論化学は特に

身近な例と結びついている

ことが多いです。

例えば、凝固点降下は、

雪が降る前日に食塩を撒いておくと道路が凍結しない!

という現象と結びつけられますよね。

このように関連づけて覚えておくと

概念としても理解しやすいです。

また、近年の共通テストは

身近な話題が頻出なので

意識してみると良いかもしれません。

(3)一冊の参考書を完璧にする

やはり覚える知識が多いと

不安になって

様々な参考書に手を出したくなりますよね、

その気持ちめちゃくちゃわかります。

ですが!!

それはかなり危険です。

何冊も参考書に手を出して

どの知識もあやふやになってしまうからです。

私は化学の一問一答を使って、

無機、有機の知識を固めていました。

おすすめです笑

(受験生には今からやれとはいいませんが)

化学 一問一答 完全版 2nd edition :9784890858644:学参ドットコム - 通販 - Yahoo!ショッピング

もし問題や過去問を解いていて

ここに乗っていない知識が出てきたら

この参考書に書き込んで、

この本をみれば完璧!

というようにしていました。

皆さんが今使っている参考書があれば

まずはそれを完璧にして

無機、有機の知識を固める!

ということを意識してほしいなと思います。

理論分野の演習に

特に時間を割いて欲しいからこそ、

無機、有機分野の基礎知識は

しっかり固めておきましょう!

特に有機の反応系統図は

白紙の状態から自分で書ける!

というレベルまで行けると良いですね。

 

ということで

化学を勉強するうえでの

ポイントをいくつか紹介してきましたが

理科科目はここからまだまだ伸びます!

共通テストまであと二か月。

受験が終わった後に、

あの時もっとやっておけばよかった、

こうしておけばよかったなどの

後悔をしないよう

今最大限の努力で

勉強に励んでほしいです!

このブログだけでは書ききれないので

化学の勉強法で悩んでいたりしたら

いつでも声をかけて下さい!

それ以外でも何か困ったことや悩みがあったら

気軽に相談しに来てくださいね!!

今日も頑張っていきましょう!

それではまた!